弱者のための生存戦略

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日々の発見、学びを記録、考えていくブログ。5年、10年後読み返して、振り返られるように。

2021/1/15 カンブリア宮殿-Uber Eats

本日(2021/1/15)、カンブリア宮殿Uber Eats特集でしたね。この記事にたどり着いた方は、ご覧になった方も多いかと思います。

 私も楽しみにしていて、実際にリアルタイムで見ていました。

 

カスタマー側、加盟店側、配達パートナー側からのそれぞれの視点で取り上げられていて、終盤では、最近話題のウーバー地蔵や一部モラルのない配達パートナーについても触れられていましたね。

ユーザーでも有り、配達パートナーでもある自分が見ても、テレビだからといって特に誇張されている部分もなく、概ねそのままの情報が流されているなーと楽しく見ていました。

 

フードデリバリー業界は、新しいサービスが乱立していて戦国時代真っ只中ですが、今日の放送を見ると、Uber Eats、まだまだ強いなと感じます。

それは、加盟店数が7万店まで伸びたということが大きいです。

以前は出前館がトップだったようですが、すごい勢いで抜いたようです。(現在は、出前館も猛追していて5万店超えたようです。)

戦略的には、スケールとロングテールで勝負するAmazonと近いのでは?と感じます。これは資本力がないと出来ない戦略です。

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この2サービスを比較すると、違いはいくつかあるのですが、一番大きいのは最低料金を設けているか、いないかの差だと個人的には考えています。

 

Uber Eatsは最低料金を設けていないので、今まで出前の対象ではなかったお一人様でも使いやすいというのが大きく伸びた一因だと思います。

逆に出前館の場合は、最低料金を超えれば、送料無料になったり、特典がついたりするので従来からの出前のターゲットのファミリー需要に強いと思います。

 

番組の中でもありましたが、最低料金を設けていないので、ユーザーはコーヒー一杯でも頼める。しかし、配達パートナーへの報酬はデリバリーする内容に関係なく、支払われるため、差額はUber Eatsが負担していると。

これは、なかなか真似が出来ないし、それをする為にスケールが必要なのだなと非常に勉強になった部分でした。

 

経営者の方は、ボロ儲け状態ではないと仰ってましたが、コロナを経て、今後の飲食業の在り方のひとつとして、フードデリバリーが伸びていく産業だと思いますし、物流のひとつと考えれば社会インフラのひとつになっていく、無くてはならない存在になっていくと思います。

そういった意味では、日本人の出前の価値観を変え、また働き方すら変えたUber Eatsには、今後も期待したいですし、非常に面白い会社だなと思いました。

 

今度は、Uber Eatsと出前館、働く側になった場合のお話も出来ればと考えています。実際に両方働いてみての感想、違いだったり。

個人的には、Uber Eatsが日本に参入してきて、日本の労働環境に与えた影響は、本当に大きいと思っています。

出前館 配達パートナー募集