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Uber Eatsと出前館-配達業務委託としての比較

前回 、Uber Eatsの配達パートナーとしての私の稼働スタイルを紹介させて頂きました。

newexperience.hatenablog.jp

今回は出前館の業務委託を先月(2020/12)登録完了して、まだ数回程ですが稼働してみたので、そこで感じた事を挙げていきたいと思います。

  1. 車でやるならUber Eatsより、出前館
  2. 配達パートナー確保にお金使いすぎ?ちょっと心配
  3. 個人的にはUber Eatsよりやりごたえがあって、楽しい
  4. 暫くは、仕事を受ける優先度はUber Eatsよりは高い
  5. 出前館の業務委託一本で食べていけるか?

では解説していきます。

1.車でやるならUber Eatsより、出前館

これは、システムの大きな違いで、Uber Eatsは基本的に1案件づつ、ピックアップ→ドロップの繰り返し。出前館は違くて、配達の予定をストックできます。どういうことかというと、A店の食事をAさんにB店の食事をBさんにお届けするとした時に、A店がB店が近かったりした時に、A店ピック→B店ピック→Bさんドロップ→Aさんドロップといったことが可能なんです。

配達の完了予定時刻がそれぞれ決まっているので、それさえ守れれば完了するまでの流れは配達パートナーに委ねられています。そうなった時にバッグの量が足りるのか問題があります。そもそも出前館の方が、1軒あたりの注文量が多い(ファミリー層が多い為)ので、積載力がある車の優位性が出てきます。

2. 配達パートナー確保にお金使いすぎ?配達パートナー過多な気が。。

2021年1月17日現在、グーグルで『出前館 バイト』で検索すると以下のように、公式の募集サイトから、求人サイトまでドサッと表示されます。SNSでも募集広告を見かけるので、求人広告費用に相当お金を掛けています。

また、軽貨物ギグワークサイトの代表的なものに、Pick Goとハコベルがありますがその両方でもチャーター案件の募集をしています。こちらは、時間単価になって、件数単価ではないので、確実な売上になります。特に年末年始は割増料金が適用されていたので、時間単価2000円を超えていました。仕事内容と単価を照らし合わせると、良質な案件だと言えると思います。

更に、件数単価の場合は、通常715円(十分高水準)なのですが、昨年末から毎週末の件数単価が東京で1.4倍になっているので、1001円になります。平日も1.2倍の日が多いので815円となり、他のフードデリバリーサービスで働いた経験がある方は、分かると思いますが、高単価になります。

これらのことから、出前館はここが勝負の時期と見て、相当なリソースをベットしてきていることが分かります。

そのおかげか分かりませんが、稼働中はオファーの早押し大会が繰り広げられている状態で、仕事を受注するのが一番大変な仕事といった感じです。

3. 個人的にはUber Eatsよりやりごたえがあって、面白い

Uber Eatsは完全にAIで制御されていて、頭を使う場面は、何処にいたらオファー受託しやすいか、道順をショートカット出来る所があるかぐらいで、殆ど何も考えないで仕事が出来ます。

それに対して、出前館はかなりアナログな部分がかなり残っていて、頭も精神も相当使います。

  • オファーがとんできたら店と配達先を見て、瞬時に受託するか判断し、早押し。
  • お店に料理を作って欲しいタイミングで通知ボタンを押す。(10分前推奨) 電話推奨の場合も有り
  • 配達予定時間が案件それぞれにあるので、複数案件受託している場合、最も効率よい回り方を計算する。その間にもオファーをチェックして、可能であれば早押し。
  • お店で注文内容の照らし合わせが必須。Uber Eatsでは、注文に漏れがあった場合は、100%お店の責任なので、配達パートナーは内容に関して一切関与しない。

以上のことから、Uber Eatsに比べると圧倒的に面倒くさいです。w

逆に捉えれば、出前館の方が、属人的な仕事なので配達パートナーのスキルで売上が変わりやすいです。私は攻略のしがいがある出前館の方が、今は好きです。

4. 当分、仕事を受ける優先度はUber Eatsよりは高くしていく

Uber Eatsはアプリをオンラインにすれば、サービス提供エリアであればどこでも稼働できますが、出前館は、業務委託募集エリアが決められているのと、エリアごとに登録が必要です。

ですので、私は予め稼働する可能性のあるエリアの拠点に一通り登録だけかけておいて、なるべくUber Eats感覚で使えるように準備しています。

仕事を受注する側としては、いい波が立っているうちに乗っておくのがセオリーですので、暫くはUber Eatsの代わりに出前館で稼働します。

同業の軽貨物ドライバー達にも登録を勧めていて、私と同じようにスキマ時間での稼働を予定しています。

5. 出前館の業務委託一本で食べていけるか

オススメはしませんが十分可能だと思います。

条件も色々あって、配達パートナーがこれ以上増えてくると今でも厳しいオファー争奪戦がさらに厳しくなってきますし、今の高単価が保障されてるわけではないので、それらが維持できているうちは、ということです。

ただ、保障がないのは雇用されていない時点で、どの職種の仕事でも同じですので、取り敢えず『今』条件のいい仕事を出来るようになっておくことは自分を守る事に繋がります。登録も他のサービスより簡単で、対応もよかったのでキャッシュポイントの1つにオススメします。

 

出前館 配達パートナー募集

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